臨床検査とは、身体の異常所見または症状を伴わない異常について、その病気がどの臓器に、どの程度の障害を受けているか、また、その原因は何かを、血液や尿などの成分や器官を構成する細胞・組織などを化学的・物理学的に分析したり、感染病巣から病原微生物(細菌・真菌・原虫・ウイルス等)を検出したり、身体から得られる電気的な変化や超音波等を用いて得られる画像等から知る検査で、病気の予防、診断の確定、病気の予後や治療方針の決定に利用される。
このような臨床検査について専門の知識と技術を持ち、国家資格を持って携わる技師を臨床検査技師という。